万博シャトルバス用車両の車内に前扉封鎖ロープが設置
大阪・関西万博来場者輸送で使用されるシャトルバス用車両を対象に、7月4日ごろから車内前扉付近を封鎖するロープが順次設置されている。
ロープは運転席付近の通路を塞ぐ形で取り付けられ立入禁止の案内は日英中韓の4ヶ国語で表記。前扉付近の封鎖は桜島駅万博シャトルバスを共同で担当する近鉄バスなどですでに行われており、大阪シティバス担当便でも立客が前扉付近に滞留し運転手の視界が遮られることを防ぐ目的で導入に踏み切ったものとみられる。
封鎖用のロープはEVモーターズ・ジャパン車といすゞ車でそれぞれ異なっており、長期離脱中の車両と万博駐機場営業所の車両を除いてロープの設置を確認している。
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EVM-J車の封鎖ロープ。ロープはベルト式で大半の車が赤色のベルトとなっているものの、一部の車両で黒色のベルトが使用されており同一車種内で仕様が混在している。

いすゞ車の封鎖ロープ。詳しい理由は不明なものの桜島駅万博シャトルバス向けのいすゞ車では写真のようなチェーン式のロープで統一されている。