大阪・関西万博開幕 シティバスの来場者輸送も開始
大阪・関西万博は史上初の海上万博として大阪市の湾岸地区にあたる夢洲に会場を設定。パナソニックスタジアム吹田約63個分の敷地内に各国や各企業のパビリオンが設けられ、シティバスも万博開幕に先立つ昨年12月に外周バス用の万博駐機場営業所を開設し、シャトルバスを受け持つ酉島・港の両営業所とともに万博関連輸送を担当する。
今回の万博開催にあたっては開催地の関西地区を中心に歓迎や期待の声が挙がる一方、大阪固有の特殊な政治事情も絡んで交通系現業経験者からは現役のメトロ社員も含めてSNSにて万博批判を繰り返し表明するなど反発の声や後ろ向きな意見が大きく、開幕を前後して急速な盛り上がりを見せるなかでも対照的な状況となっている。
(シャトルバス・外周バスは改めてトピック作成予定)
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本格運行を開始した桜島駅シャトルバス。輸送を主力を担うシティバスや幹事社の西日本JRバスのほか、写真の南海バスなど計7社が共同して運行を担当する。

シティバス車の貸切表示。今回のシャトルバスは万博協会が各車に運行を委託する道路運送法21条を根拠に運行しているため、使用車両は貸切登録扱いに変更して運用入りしている。

夢洲第1交通ターミナルのバスロケ式発車案内。運行本数が少ない夢洲側の始発直後の時間帯においても「○分間隔」の案内が表示されている。

P&R駐車場〜夢洲第1交通T間で運行される自動運転バスの案内。P&Rバスはメトロ名義の運行で、自動運転バスはA駐車場発着の路線で昼間時間帯のみ運行する。

会場内外周バス・e MOVER(イームーバー)のりばの様子。こちらもメトロ名義の路線で、各のりばにはシティバスでも使用される現行型のバスロケ標柱が設置されている。


外周バスの東ゲート南停留所付近に設置された万博駐機場営業所。外周バスを担当する30両程度の車両を収容することができ、運転手・車両双方の拠点となっている。

外周バスで誤表示された運賃案内。シティバス一般路線の表示システムを一部流用しているため、一部の車両で一般路線の運賃が表示される事象を確認している。