夢洲第1交通ターミナル 開幕直前の様子

大阪・関西万博の会場となる夢洲側のバスターミナル・夢洲第1交通ターミナルが13日の開幕を前に工事が完了し、シャトルバスなどで訪れる来場者を迎える態勢が整った。

舞洲第1ターミナルは大阪シティバスが運行業務に関与するJR桜島駅や舞洲パークアンドライド駐車場を含めたシャトルバスのほか、大阪府外の関西各地や首都圏などを発着する中長距離の高速バスが乗り入れを予定。

最混雑期には1日で9万人あまりの来場者がシャトルバスにて来場することが予想されていることから、予備分も含めてターミナル内に36ヶ所ののりばが確保されるなど、10万人以上の来場者に対応可能なオオサカメトロ中央線とともに2000年代以降では最大規模の多客輸送に備えている。

(画像はすべて4月6日のテストラン開催時に撮影)
(スクリーンショットを含めた無断転載はおやめください)

JR桜島駅シャトルバスが発車するDのりばの様子。のりばはD-1〜D-6までの6ヶ所用意されており、桜島駅側のターミナルと同じく6両同時発車に対応している。

歩道側から見たDのりば。行列に備えたベルトパーテーションが用意済みのほか、Dのりばの屋根には新開発のペロブスカイト型太陽電池が取り付けられている。

各のりばに取り付けられているバスロケーション式案内。桜島駅シャトルバスでは短い間隔でバスが発車するため、14時台以降は画像の案内で固定されるものとみられる。

舞洲P&R駐車場シャトルバスが発車するBのりば。B-1〜B-7のりばまでの7か所を使用し、本番の輸送ではA・C・Eの各駐車場へのバスがそれぞれ発車するとみられている。

第1交通ターミナル入口に設置された全のりば対応の発車案内。表示内容はのりば前と共通で、中長距離バスなどは音声による発車案内にも対応している。

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