今回の改正は本数が過剰だった平日ダイヤの減便が行われ、長居ルート(BRT1･231号系統)･あべの橋ルート(BRT2･232号系統)ともに日中20分間隔を土曜･休日ダイヤと同じ30分間隔に減便。両系統が重複して走る杭全以北の区間については改正を機に全ダイヤで日中10〜15分間隔のパターンダイヤが崩され、間隔不定のダイヤに移行した。

一方、減便を除いた採算性確保に向けた抜本的な改善策は打ち出されておらず、実験開始時からの生活様式の変化、限りある人材資源の投下の是非なども含めて実験を取り巻く環境の厳しさが増しつつある。